時は中世ヨーロッパ・・・ とある辺境の村の山奥深くに、不気味にそびえ立つドラキュラ城が存在していた頃のお話。
村では月明かりに照らされる夜になると、若い女が次々と不可思議な死体で発見された。そして、死体の首筋には必ず針で刺されたような二つの傷跡と青い痣がついていた。
村人達はドラキュラ城に住むヴァンパイアの仕業だとひどく恐れ、太刀打ちできずにいた。 そんな中、村で代々伝わる名高い悪魔祓いの正教会・アルベール一族が立ち上がる。
一族の紅一点の一人娘であるクローディア。 クローディアとヴァンパイア一族との儚き決戦が今宵、始まろうとしていた。